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契約書なし発覚!!

貨物ヤード跡地の活用問題で連合企業体ティーム・エンティアムと交渉を進めていた広島市は契約書を交わさずに事業計画を進めていたことが昨日の市議会一般質問でわかった。数ある中から交渉相手にエンティアムを決定し、歳月と莫大な経費をかけてきたこの問題は、広島市の不誠実極まりない対応に愛想をつかして、とっとと撤退を決められてしまった。しかもその過程で契約書を交わさずに事業計画の交渉が行われていたとは信じられないことである。秋葉市長は今春の市長選挙でこの問題を大きく取り上げ、市民にその実現を訴えて当選したのではないのか。財政事情からその実現が当初から困難であると判断して契約書を交わしていなかったのであれば最初からやる気は無かったということだ。それを「やります、やります」といって大嘘を言っていたことになる。

いずれにしても、自治体が事業を進めるときに相手との契約書なしで物事を進めることは無い。貨物ヤード問題は秋葉市長お得意の市民向けパフォーマンスで選挙の道具に使っただけだったのだ。今後双方から損害賠償請求の訴訟が起こるとも限らないが、契約書の無いこの問題解決は極めて困難が予想される。したがって自らを正当化するために仮に提訴はしても、得るものの無い訴訟はそのうち取り下げられることになる。全くの茶番劇が先の先まで透けて見える。

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