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震災記念 あれから9年・・・

もう9年も経ったのかと思うくらい時間の経つのが早い。 あの日、寝ていた私は飛び起きた。「地震じゃ~」思わず叫んだのを覚えている。まさに午前5時46分。しかし阪神、淡路地方でとんでもないことになっていいることなど知るよしも無い。時間が経つにつれて被害の大きさが報道され、二次災害(主に火災)もひろがっていった。その後広島でも震度3だったことが報道された。

わたしは結婚当初から西宮に住んでいたこともあって多くの友人が阪神地方に住んでいる。そのうちの一人に大学時代の同級生で関東出身の小嶋正宣という男がいる。余談であるが大学卒業後社会人野球で1年プレーし翌年のドラフトで阪急ブレーブスに入団した。この男は私の親友でもう一人埼玉県の朝霞市役所に勤めている安岡誠治と3人が今でも大学時代からの大親友なのである。

電話をするが何度かけてもつながらない。もうじっとしていられない。地震当日はどうにもならなかったが翌日の朝から私は食糧や水を買い込んで車で神戸に向かったのですが途中困難が色々あったがなんとか9時間くらいで着いた。小嶋の住んでいたところは芦屋の海を埋め立てた高層マンションである。てっきり倒れているかもしれないと思ったが傾いていたが倒れてはいなかった。18階の部屋まで非常階段を上がってみるがいない。それからごった返す避難場所を何箇所も「小嶋いませんか~ 小嶋いませんか~」といって捜し歩いたが見つかりませんでした。あとで解ったことですがすぐに奈良の知り合いの方へ身を寄せていて安全だったのです。

あの日のことが今も忘れることが出来ません。阪神淡路大震災で6433人の尊い命がなくなったのです。今でも自立できず仮設住宅に住んでいる人がたくさんいるそうです。幸いにも私の知人、友人はひとりも亡くなることがありませんでした。今日は犠牲になられた方々の無念を想い心からご冥福をお祈りいたします。

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