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淡い期待してます。

小泉純一郎首相は昨日開会した第159通常国会の施政方針演説のなかで景気の行方について触れ、「着実に回復」との表現を使った。また、竹中平蔵経済財政大臣も月例経済報告の中で「設備投資と輸出に支えられ、着実に回復している」と3年ぶりに「回復」の表現を使い、「着実に」との持続感も加えている。

しかしながら、家計レベルでその実感はまだまだであり、この時点で景気判断を上方修正するのは違和感があると民間エコノミストは警鐘を鳴らしている。

ただ、2002年1月を「谷」とする基調判断では同年5月の「底入れしている」、2003年9月の「持ち直しに向けた動きが見られる」、同年11月には「持ち直している」と景気回復に対する表現を格上げしてきているなかで今回、「着実に回復」という表現はかなり期待のもてる状態になってきたのではないか。

中小企業や一般庶民の我々がそれを一日も早く実感できるよう期待している。

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