アテネ五輪出場をかけたサッカーのアジア最終予選B組で、日本はアラブ首長国連邦に3-0で快勝し、勝ち点13の同組1位となり出場権を獲得した。
この試合、日本が勝ってもUAEが日本に5点以上の大量得点で勝った場合、得失点差で負けてしまう状況にあった。もちろん日本が負けてUAEが勝てば、その瞬間日本の出場権はなくなる厳しい状況にあった。
2得点の大久保や先制ゴールを挙げた那須の活躍はもちろんであるが、10年前ワールドカップを目指していた日本のナショナルチームが「ドーハの悲劇」と呼ばれる悔しく、辛い経験を積んだ後、日本サッカーはどのクラスも確実に力をつけ、世界で充分通用する国になった。サッカーについて私は素人だが見ていてそのように感じる。
特に今回のU-23はアウェーで集団下痢に見舞われたり、出だしのバーレーンに引き分け、ホームではまさかの敗戦を喫するなど最終戦までB組の首位だったとは言え予断を許さない状況にあった。
この経験とさらに逞しさをを増した勢いで本戦での活躍とメダル奪取を全国民が期待している。