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許せません! 喝っ!!

先週、東京・六本木ヒルズで溝川 涼ちゃん(大阪府吹田市6歳)が回転扉に頭を挟まれて死亡した事故で事故防止センサーの感知する範囲を調節し、最大感知幅を狭めていた疑いが出てきた。

ビルの管理者である森ビルは、昨春、六本木ヒルズがオープンして1年も経たないこれまでの間に、回転扉に挟まれる事故が少なくとも40数回あり、そのうち救急車の出動が11回もあったのに今回の事故まで抜本的な改善に着手していなかった。

普通、社会常識としてこのように挟まれる事故が1~2回も発生すれば、大事故になる前に手を打つのが当然だが、森ビルは何ら対策を講じていなかった。

このような場合、会社の管理監督責任を強く求めるべきで、業務上過失致死罪が適用されるのは極めて当たり前のことで厳罰に処するべきだと思う。

それにしても、死亡事故が起こらなければ腰を上げようとしない、このような感覚や意識は一体どうなっているんだろう。

大事故につながる前兆が何度もありながら何ら改善せず、小学校入学を目前に控えた涼ちゃん親子の将来を奪った罪は重い。

溝川 涼ちゃんのご冥福を心からお祈りいたします。

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