今期、西武ライオンズから大リーグのニューヨークメッツに移籍した松井稼頭夫選手が開幕試合のブレーブス戦で大活躍し華々しくデビューした。
まず、第1打席は初球をセンターバックスクリーンへ叩き込む先頭打者ホームラン、続く第2打席は1打席目でユニフォームの左ポケットが出ていたのに気付いたが縁起を担いでそのままにして打席に入ったところ今度はライト線2塁打となり、3打席目は押し出しの四球を選び、4打席目はまたしても右中間2塁打を打った。5打席目は遂に堪りかねた相手バッテリーが敬遠するという凄さだった。
結局この日のリトル松井は3打数3安打3打点の大活躍だった。オープン戦では守備も打撃も散々だったが本番に強いところを強烈にアピールした。
イチローが言うように「プレッシャーに強い選手」を印象付けた。
先日もセンバツ高校野球で初出場、初優勝した上甲監督の「運」について書いたがこの選手にも実力プラス強運がついているようだ。
日本人初の大リーグ内野手は今年大暴れしそうな気がする。今後のリトル松井に期待しよう。