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いいかげんもほどほどに。

先月行われた予算特別委員会(新年度予算審議)で広島高速道路の整備について3月末までにその整備見直しを固めるとしていた広島市は、昨日の建設委員会でその内容について具体的な報告ができず、また先延ばしした。議会に対してその約束を平気で破っているがこれは一体どうしたことか。私自身もこの問題については予算特別委員会で質問しており、3月末という答弁を聞いている。こうゆうところにも秋葉市政の歪みが表れている。

さらにこの内容が具体的に決まらないのであればその建設費をどのように調達するのか言及できないはずだが、今朝の中国新聞では広島高速道路公社に建設費の一部を立て替えさせるというような事が報道されている。全く本末転倒というしかない。高速道路公社は広島市域の高速道路整備を目的に県と市が50%づつ出資しているもので交通ネットワークを完成させる上で主体的な役割を担っている。

高速道路の整備目的で設立され、県と市がそれぞれ応分の負担をしてその建設費を拠出する事が大原則のはずである。しかるにその建設費を公社に立て替えさせるなどという事は常識では考えられない広島市の身勝手さである。

公社の運営は広島市だけが行っているわけではない。県がその予算を計上して準備をしているのに広島市がそんな事をしたらどうなるかぐらい誰でも解るはずだ。

新年度予算で既に19億円問題が発生しており、この上さらに県との関係悪化や公社設立の趣旨を曲げようとする広島市の姿勢は誰からも理解されない。

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