今年も3月の終わりに2羽のツバメが我が家にやってきました。そして、昨年カラスに攻撃されて壊れてしまった巣の補修をはじめて、コツコツと毎日の努力はいつの間にやら綺麗に巣の修復を完成していました。
2羽のツバメはやがて卵を生んで温めていました。一昨日の夕方のことです。家に帰ってみると巣がメチャクチャに壊され、下のコンクリートには卵の黄みらしきものと血のような痕がべったりとついていました。
そうです。もう命が完全に芽生えていたのです。それをまたあの憎っくきカラスがエサにしてしまったのです。巣を造ってヒナにかえるのをじっとどこかで観察し狙っていたのだと思うと憎さと悔しさが込み上げてきました。
私がその残骸を見ていると2羽のツバメが巣へ帰ってきましたが、自分たちの巣と何個あったかは解りませんが卵のないのに気付き、何回も巣の周りを飛んでやがて道路の向かい側にある電線に2羽並んで止り、呆然としていました。
私はその一部始終を見て胸を思いっきり締め付けられ、大声で何か叫びたい気持ちになりました。この2羽には、もう一度巣を造り、子をつくって育てる時間はありません。
このままでは、また来年同じ事が起こってしまいます。誰か巣を守る方法かカラスの撃退法を知っていたら教えてもらえませんか?