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プロ野球活性化

西武ライオンズがプレーオフ最終戦を制してペナントレース2年ぶり15度目の優勝を果たした。伊藤 勤監督は就任1年目での快挙となった。

それにしても今年のパリーグは終盤、特に盛り上がった。それはAクラス入りした3チームによるプレーオフ制度を導入したからだ。近鉄やオリックスの合併問題に端を発した球界再編問題などどこ吹く風と言った盛り上がりを見せた。第1ステージ、第2ステージとも予定された8試合の全試合をこなしてパリーグの王者が決まった。しかも最終戦の昨日は延長戦となり1点差の好ゲームでの決着だった。

ダイエーはレギュラーシーズンを制しながら無念の敗退となったが親会社の再建問題に巻き込まれながら良くぞここまで頑張った。

土曜日からはセリーグの覇者中日ドラゴンズと日本シリーズが始まる。

こちらも就任1年目でセリーグを制した落合博満監督が待ち構えている。
今年の日本シリーズはこれまでと違った面白さがあるかもしれない。
どちらが勝っても新人監督の日本一になる。時代は確実に動いているし変化している。これに対応できない組織は生き残ることが出来ないのだ。

これからの球界再編について私は球団数が多ければ多いほどいいと思っている。現在の12から11になり、今、ライブドアと楽天の参入審査が行われ12に戻ろうとしているが、このうち選に漏れたもうひとつもフランチャイズを変えて参入させ、全体で16チームを目指したらどうだろう。セ・パ8チームが東西(1地区4チーム)に分かれてレギュラーシーズンを戦った後、プレーオフをやって日本シリーズをやれば盛り上がって面白くなるのではないだろうか。これらは昨日の深夜番組でスポーツライターの二宮清純氏が同じようなことを言っているのを聞いて全くの同感だった。

フランチャイズする地域の候補は東京からも便利のいい新潟県(上越新幹線がある)や四国、東海地方などを考えてはどうだろう。

国民的スポーツの野球を衰退させてはいけない。

ファンあってのプロ野球、地域に根ざした熱い応援合戦の繰り広げられるプロ野球をなんとしても確立させたいものだ。

 

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