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ただいま真っ最中!

11月2日の臨時議会で平成15年度分の決算審査を行うための決算特別委員会が設置され、今週月曜日から分科会ごとに審査が行われている。

私の所属は第3分科会(建設・上下水道関係)で西広島バイパス2号高架についても活発な意見が発せられ、真剣な議論が展開されている。

平成14年度11億円、15年度5億円と2年連続で国の予算を流した広島市の姿勢に厳しい意見が相次いでいる。

しかしながら財政難を理由に市側の的を得た答弁は引き出せないでいるが単年度22億円の予算が組めないはずはない。財政難とはいっても約2000億円の一般税収があり、国庫補助、国庫支出金、交付税などを合わせて一般会計予算は毎年5400~5500億円の予算編成となっている。要は予算配分の問題であり、市長のやる気がないということが明白なのである。

市長の政策実現に対する情熱がなければ広島市自体の予算計上もなされない。
また、自分自身の政策として位置付けていなければ一向にやろうとはしないであろう。今はそういう状況だ。

こうした状態が続けば市民は知らず知らずの内に広島市のさらなる停滞・沈下の一途を辿り、これに巻き込まれることになる。将来の道州制において州都としての都市機能の強化や都市基盤整備は欠かすことの出来ない事業である。市民のためにと言う大義名分は、今、何を優先し実行していくかが重要であるが、ひとえに提案者である市長の胸一つでこんなことになってしまう。

一般会計約5400億円を毎年執行しながら我が広島市は貸借対照表の資産の部にどれだけ残されているかを考えれば現在の執行体制が如何に脆弱なものであるか解ると思う。

これだけのお金を使いながら毎日が砂を噛むような思いである

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