4月2日死去したローマ法王のヨハネ・パウロ2世の一般弔問がサンピエトロ寺院で始まった。初日だけで10万人以上の信者や市民が最後の別れを告げようと詰め掛けた。ジョバンニとはヨハネのイタリア語読みだそうです。
また、葬儀は4月8日と決まったことからイタリア当局は警備や交通規制などの対応に追われることになった。葬儀の前後合わせて200万人から400万人の巡礼者がバチカンを訪れると予想している。
なお、葬儀には世界各国の大統領、王族、首相などの首脳も200人以上参列する。
葬儀が終れば次期法王を決めることになるが、現時点、枢機卿全体会議では何も決まっていない。次期法王は約120人いると言われる枢機卿の中から選ばれるが、これまで117人とされてきた枢機卿だが法王の死去直後に新たな一人が判明してその人数はまだ不確定要素を含んでいる。
枢機卿全体の3分の2の得票数を獲得するまで行われる秘密会選挙のコンクラーベは日程がまだ決まっていない。過去には3分の2を獲得するまでに3年かかったこともあるそうだ。
次期法王が決まるまでは法王宮殿内の煙突から黒い煙が立ち昇っているが、決まれば信者や市民にそれを知らせるために煙は白に変わる。また、今回からはこれに加えてサンピエトロ寺院の鐘を打ち鳴らすことも合わせて行う予定になっている。
今日のぜんきゅうさんは
「ほめてあげれば そこがのびる」