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イラクで日本人拘束

イラクで「アンサール・スンナ軍」を名乗る武装勢力が日本人男性1人を拘束したとウェブサイト上に発表した。

首都バグダッドから西方約140kmのヒート近くで戦闘の末、16人を殺害し日本人1人だけを拘束した。

拘束された日本人は千葉県出身の斎藤昭彦さん(44)で民間警備会社ハート・セキュリティーに勤務していたと見られ重傷を負っている。

斎藤さんは過去日本で陸上自衛隊に在籍し、訓練を受けた後、フランスの外国人部隊に20年余り所属していた。

かつては職業軍人として働いた元兵士も冷戦後は余剰人員となって経験を生かせる職場を求めて民間警備会社で働くことは珍しくないそうだ。

特殊部隊出身者とは言え、現在は民間人の立場であることには変わりなく国際法が規定する「兵士」の要件を満たしていないため「法の空白」に置かれていることが最大の問題点であると軍事評論家が論評しているが政府も今回のようなケースは想定外として対応に苦慮している。

今日の格言
 「烏を鷺と言う」

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