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新球場建設は・・・

今日は都市活性化対策特別委員会があって、議題5項目のひとつに現在地での立て替えを基本とする新球場建設促進会議の取りまとめ案を広島市が検証した結果が報告された。

検討結果では金額が嵩む、時間がかかる、安全性に問題があるなど現在地での立て替えに否定的な見解を示している。又完成時期が1年遅れて平成22年シーズンになることも報告された。

明日の新聞を見た市民の皆さんの落胆ぶりが想像できる。

今日の特別委員会では広島市の主体的な気持ちはどこにも表れていない。 これまで貨物ヤード跡地の場合、広島市が主体的にリードしてきたが平成15年12月にチーム・エンティアムでの構想は失敗に終わり、頓挫しかけたとき広島経済界の熱い情熱と郷土広島を愛する思いは新球場建設促進会議という形になって表れた。その最終まとめを広島市が受け取ってわずか2ヶ月で否定的な見解を発表するというように軽々に扱うべきではない。

また、最終まとめを検討するに当たって見積もり入札で1社を決めてその検討結果を出しているが、入札で一番安い金額の業者だから内容が正しいとは限らない。業者の入札参加に当たって高いハードルを次々にかけて最終的に日建設計に落札(378,000円)するように仕向けた形跡がありありと伺える。

このことを追及すると最後には「随意契約だった」ことを当局は認めた。

随意契約は発注者の意思が反映されやすく誤解を招きやすい。今回の場合は適当ではなかったと思う。今回のの検討結果を引き出す場合、資格のあった9社全部で意見を求めても良かったくらいだと思う。たとえ内部の規定が100万円以下は随意契約でも良いとなっていてもそうするべきだったのではないでしょうか。

今日の格言
 「水は方円の器に従う」

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