タイ・バンコクで行われたワールドカップアジア最終予選で北朝鮮との試合に臨んだ日本は2:0で完勝し、ドイツW杯出場の権利を世界1番乗りで獲得した。
チョット前まで日本は北朝鮮とか韓国と戦う時、なかなか勝てそうな雰囲気がなかったが今では貫禄がついている。(失礼!)
北朝鮮へのペナルティーで第3国、無観客試合となったこの試合に引き分け以上でW杯の出場権が獲得できる日本は警告で中田(英)、中村(俊)、A・三都主の主力3人を欠いたものの全く不安を感じさせない戦い振りだった。
前半を0:0で折り返した日本は後半28分、ゴール前に上がった高いボールに大黒が競り合い、最後に柳沢が飛び込んでゴール左隅に決め出場権獲得を大きく引き寄せた。さらに後半終了間際の44分、今度はフィールド中央からゴール前に縦に出たパスを大黒がキーパーと1対1になり上手くフェイントを掛けてゴール中央に決め、決定的な2点目をもぎ取った。
ロスタイムに入って北朝鮮の9番キム・ヨンスのラフプレーはいただけない。レッドカードをもらっただけで済むことではない。スポーツマンとしてあってはならない行為であり、FIFAは北朝鮮に対して厳重注意を行うべきである。
試合終了後、川淵会長の語っていた「引き分けで獲得する出場権と勝って掴んだ出場権では全然違う。」という言葉が印象的だった。
また、「ジーコ監督は細かいことは言わないが試合前30分のミーティングを大事にし、そこでしっかりと指示を出しているがそういう場面が実際の試合で幾度となく表れている。」と采配を称えていた。
ここまで来たら気を抜くことなく最終戦のイラン戦にも勝って弾みをつけたい。
勝ち進めば本戦で当たるかもしれない相手に2敗は絶対許されない。
おめでとう日本!! 頑張れニッポン!!
今日の格言
「念ずれば通ずる」