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どうでしょうかねぇ

今日は午前10時から6月定例会に関する議会運営委員会が開催された。

補正予算案や人事案件、指定管理者制度導入に伴う条例案の改正など盛りだくさんの内容が協議事項に挙げられた。

協議事項終了後に今流行の「クール・ビズ」について委員長から委員に対して意見が求められた。

その際、今年2月の京都議定書の発行を受け、国は4月28日、京都議定書目標達成計画を閣議決定し、国、地方公共団体、事業者、国民一人ひとりが協力して地球温暖化防止に取り組むため、6月1日から「国民運動」(チーム・マイナス6%)を展開している運動の一つが夏の軽装(クール・ビズ)であるとの参考が示された。

他都市の現状も参考資料として配布され、種々意見が出されたが何もかもノーネクタイ、ノー上着ということは議会としてチョッと抵抗があるようで、本会議は従来どおり上着とネクタイを着用し、その他委員会などは着用しなくてもよいという案が多数を占めた。それならそれで各々会派の部屋の冷房温度も28度に設定して徹底しなければ意味はないが、いずれにしても申し合わせたからと言って服装について強制、拘束するものではない。

そもそも広島市議会規則第96条には【品位の尊重】という条項で「議員は議会の品位を重んじなければならない」と定めてあり、服装についてもこの条項に含まれると解釈するのが適当と考える。逆に男性も女性もどのような服装をしなければならないというルールもないが一般常識の範囲内でというのが現状ではないだろうか。

今回のような「クール・ビズ」の服装に関する問題は直接女性には関係が無い。ただし、男性のクール・ビズによって室内の冷房温度を上げることで冷え性の一部女性議員等は間接的な恩恵を受けることになる。こうしたことで穿った見方もあるが今回はそのことには触れないことにしよう。

今日の格言
 「夜明け前が一番暗い」

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