文化庁が今年、1月から2月にかけて全国の16歳以上の男女3,000人を対象に個別面接形式で調査した結果、言葉の意味や使い方を間違えている人が3割以上いることが分かった。
枯れ木も山の賑わい
《正》つまらないものでも無いよりはまし 38.6%
《誤》人が集まれば賑やかになる 35.5%
世間ずれ
《正》世間を渡ってきてズル賢くなっている 51.4%
《誤》世の中の考えからズレている 32.4%
他山の石
《正》他人の誤った言行も自分の参考になる 26.8%
《誤》他人の良い言行は自分の参考になる 18.1%
会社が学生を○○○○する
《正》青田買い 29.1%
《誤》青田刈り 34.2%
○○○○のため精進する
《正》汚名返上 38.3%
《誤》汚名挽回 44.1%
首相は衆議院解散という○○○○○を抜いた
《正》伝家の宝刀 41.0%
《誤》天下の宝刀 25.4%
その他敬語表現にも正しくない使われ方が多数占めており、若者が多用する言葉のうち、「ヤバイ」という言葉を「とても素晴らしい」、「カッコいい」、「おいしい」などと肯定的な意味で使うという人が16~19才で71.1%もいたそうです。
今日の格言・金言・ことわざ集
「人の振り見て我が振りなおせ」