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国連安保理改革

常任理事国入りを目指す日本が苦しい状況に立たされている。

実現のためにはアフリカ連合との強調が不可欠だが、ここに来てアフリカ連合が分裂しているからだ。

現時点3つに分裂しており、日本などG4に近く常任理事国入りが濃厚なナイジェリアや南アフリカの共同歩調派、リビアやアルジェリア、ケニア、エジプトなど常任理事国入りの野望がありコンセンサスグループに近い造反派とそれ以外の無関心派に分かれている。

理由が何であろうと結果的に常任理事国入りが果たせなかった場合、国内で国連分担金問題に不満が高まることは間違いない。

現に町村外務大臣は昨日、国連本部で記者会見し「全加盟国中、米国の22%に次ぐ世界第2位の19.47%を負担している日本は米国を除く他の常任理事国4カ国分を合計した負担率の15.31%を大きく上回っている。常任理事国入りが実現しなかった場合、国連への負担金を削減せよという国内世論が広がる。」と述べている。

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