自民党執行部は郵政民営化の衆議院採決で欠席・棄権した14人のうち引退を表明した2人を除く12人全員を次期総選挙で自民党公認とすることを決めた。
当初、弁明書の提出を求める方向で進んでていたが自民・公明で過半数獲得が必須条件となっているため民営化に賛成かどうか各派閥などを通じて考え方を確認し公認を決定した。
また、岡山4区から立候補しない意向を後援会へ正式に伝えた橋本元首相の引退が濃厚となっており、久美子婦人の出馬が検討されている。
今回の選挙で党本部は比例代表での単独立候補は認めない方針を出している。
岡山2区では「郵政造反組」の熊代昭彦氏に対し、現岡山市長の萩原誠司氏を擁立する方針を固めた。造反組リーダーの亀井静香氏(広島6区)に対しては竹中平蔵郵政民営化大臣の鞍替え出馬が完全に否定できず、綿貫民輔氏(冨山3区)に対しては萩山教厳氏(比例北信越)が小選挙区へ転出し対抗馬として噂されている。
郵政造反組37人が公認されない場合でも支援することを表明した13の自民党県連などに対する対抗策として37人全ての選挙区に新たな党支部を設立し党本部直轄で選挙戦を指揮する方針を固めている。
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「桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿」