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靖国神社参拝

小泉純一郎首相は今日午前中、靖国神社を参拝した。

今日は靖国神社の秋季例大祭初日にあたり、全国戦没者遺族会の古賀 誠会長は「例大祭初日に参拝いただいたことは遺族会にとって大変喜ばしい」と述べた。

参拝は首相就任以来今回で5度目のとなるがこれまでの参拝とは趣を異にし、正式参拝でも公式参拝でもない形となった。当然、拝殿にに上がることもなく服装も平服で臨み、上着のポケットから小銭らしきものを賽銭箱に投げ入れ、神道形式の二礼二拍手一礼はせず胸の前で両手を合わせ一般参拝客と同様、記帳もしなかった。

これに対し中国(王毅駐日大使)や韓国(潘基文駐日大使)は一斉に反発し民主党(前原代表)、社民党(又市幹事長)、共産党(志位書記長)など野党は反対のコメントを発表した。

なお、政府筋は「不戦の誓いを込めて参拝した」という談話を発表し、近隣諸国に対しても理解を求めた。

参拝に先立ち、訪米中の李登輝台湾前総統は「一国の首相が自分の国のために命を亡くした英霊をお参りするのは当たり前」「外国から口を挟まれる理由はない」と述べた。また、靖国参拝などに絡んで過去、抗議デモなど反日行動が中国で巻き起こったことに対しては「国内のいざこざのはけ口を外に求めることで国の安定が図れると考えた中国指導部の責任」と批判した。

今日の格言・金言・ことわざ集
  「捨万求一」「信長の棺」加藤 廣著より

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