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またしても・・・

また悲しい週末を迎えることになってしまった。

広島で悲惨な女児殺害事件が発生して間がないのに今度は栃木県今市市で小学校1年生吉田有希ちゃん(7)が茨城県の山中で遺体となって発見された。

遺体には果物ナイフのようなもので胸を集中的に刺した跡が12箇所あり、背中まで貫通しているものが複数あった。凶器は刃渡り10センチ程度の細身の刃物と見られ、遺体に血液は残っていなかった。

杏林大学医学部の佐藤喜宣教授(法医学)は、これまでの児童性愛を動機とする犯罪行動とは異なり、抵抗できない子供に「死」をもたらすことに強い興味を持つ「快楽殺人型」の犯人像について可能性を指摘している。

どうしたら幼い子供の命を守ることができるのだろうか。

日本はもう掛け声だけではもうどうしようもないところまで来てしまった。
スクールバスで完全送迎をしなければならないアメリカのような人間社会になりつつあるということなのか。

一般家庭や学校では子供に対する注意や教育をこうした事件が起きれば起きるほど「知らない人について行っては駄目よ」と言い、さらに「知らない人に話し掛けられても話をしちゃ駄目よ」と言う。

一方で「挨拶はきちんとしなさい」「地域の人とは仲良くしなさい」と教えるが、知らない人に声をかけられた子供は知らん振りをして行き過ぎる。
子供はいったいどうしていいのかわからない。

このように信用性の低い社会を私たち大人が知らず知らずのうちに作り上げていることにもっと目を向けて考えなければならないのではないだろうか。

弱者に対する犯罪の未然防止は地域社会の目地域社会の相互信頼が不可欠であると確信している。

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