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証人喚問

主人公の小嶋 進ヒューザー社長は右手に数珠を握りダークスーツに黒ネクタイ姿で1時半過ぎ第1委員会室に現れた。
これは自殺した森田設計事務所の森田信秀社長の無念を晴らすためだそうだ。

衆議院・国土交通委員会に証人として喚問された小嶋 進社長に対する質問、尋問はひと言で言ってシラケたというか決められた持ち時間の中で質問に立った議員はやりきれない気持ちだったろう。中断も4回くらいあった。

それは肝心な事になると「刑事訴追の畏れがある」と40数回にわたって度々証言を拒否し、また幾度となく補佐人である弁護士と相談するなど誠意のない態度に終始したからだ。

それまでマスコミの前で饒舌に語っていた姿はどこにもなく別人のような変貌ぶりでこれはかなりの役者だなぁという印象を受けた。

一方で被害者の住民からは「新たな事実はなかった。オマケに期待していた内容ではなかった」とか「政治家とのつながりなど政争の具にしているだけで被害住民の立場に立っていない」と厳しい意見が相次いだ。 

今回の喚問では物件を販売、引渡しするにあたり「小嶋社長が偽装の事実を知ったのはいつか」、「重大性をどの程度認識していたのか」ということが最大の関心事だった。このことによって宅地建物取引業法や詐欺罪などに抵触する可能性があるからだ。しかし昨日の喚問では闇に包まれたまま謎は解けていない。

ヒューザーは営業を停止し、瑕疵担保責任を負って住民への損害補償を行うだけの会社に縮小するらしいが賠償の道は示していない。

先ずは国民の前に事実をさらけ出し、その解明が急がれている。

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