2月15日(火)の朝日新聞・広島版に興味深い記事が掲載されました。
それは14日に行われた平成18年度当初予算の記者会見で藤田雄山知事が語ったもので「広島市には裏切られてばかり・・・」という見出しで出ています。
内容は今年8月19日から9月3日にかけて行われるバスケットボール世界選手権の広島ラウンド開催に対する補助金を県・市が補助しようというものだが、「広島市は何の相談も無くそういうことをなさるので我々は広島市をどれだけ信頼していいのかというのは非常に困っている状況にあります」という藤田知事の発言です。
知事は「当初、団体から補助金の要請に基づき広島市と相談しましたが『県・市それぞれ4,000万円づつ措置しましょう』ということを広島市がおっしゃったのでそのようにしましょうとなったわけですが、フタを開けてみると広島市の当初予算は3,000万円になっている。同じようなことが広響や都道府県対抗男子駅伝についてもいえるのです」と記者の質問に答え、「広島市には裏切られてばかり」と困惑気味に語った。
また、「新球場の建設費負担についても現時点で具体的な援助要請やお話はない」と述べた。
こういうことは県・市の信頼関係を損ねることなので基本的な問題として考えなくてなならないことですね。
ただし、県の補助金4,000万円にもカラクリがあるのですが今日のところはコメントを差し控えておきましょう。