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北朝鮮を批判

国連のアナン事務局長北朝鮮による拉致問題で同国を批判し、被害者らの安否について情報開示するよう求めた。これは14日からの日中韓などアジア歴訪を前にニューヨークの国連本部で同氏が語ったもの。

9日に初めて行われた国連人権理事会の理事国選挙でメンバーとなった日本が拉致問題を理事会で取り上げる意向を表明していることについて拉致被害者の家族の痛みを十分汲み取るよう北朝鮮に求めた。

また、事務総長は靖国問題や領有権問題など日中韓の3カ国の主張について「隣人を選ぶことは出来ない」、「3カ国は長い歴史を持つアジアでともに暮らす運命にある。歴史を消し去ることは出来ない」と延べ、昨年5月にモスクワで行われた対ドイツ戦勝60周年記念式典に出席したことを引き合いに出して「第2次世界大戦の戦勝国と敗戦国が一緒に肩を並べて参列していた」と指摘し、「日中韓でも将来こうした式典が開催され、それに出席できる日が来ることを望んでいる」と語った。 

アナン事務局長は韓国、日本、中国、ベトナム、タイを歴訪する予定で日本には16日から19日まで東京に滞在する予定で18日には東京大学で名誉博士号の称号を授与される。
アナン事務局長は今年末が任期切れとなる。

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