月曜日から3日間の出張を終えて昨夕に帰広しました。
先月、任期満了に伴う県知事選挙が行われ、田中康夫前知事から村井 仁前衆議院議員が知事に初当選した長野県を視察した祭、立ち寄った善光寺で奇妙な経験をしました。
善光寺は高校の修学旅行以来34年ぶりという訪問でしたが、夕方四時を過ぎており、施設は閉館間近だったので十分ではありませんでしたが、それでも「お戒壇めぐり」は私にとって貴重な体験になりました。
内陣から内々陣の右側を通って奥へ進むとその入口があります。
お戒壇めぐりは御本尊(一光三尊阿弥陀如来)の安置されている瑠璃壇の下に配された真っ暗な回廊を通り中程に懸かる極楽の錠前を探り当てて秘仏の御本尊と結縁する道場です。
残念ながら私は極楽の錠前を探り当てることはできませんでしたが、回廊は真っ暗で目を開けているのに何も見えないという恐怖は言葉に表しようがありませんでした。不安の中、それでも前に進まなければならないというところに何か考えさせられたことは確かでした。
皆さんの中には既に経験済みの方もいらっしゃるかもしれませんが、私は初めてのことで終わってみれば僅か2~3分ぐらいのことだったのでしょうが長く感じ、こんなに不安な気持ちになるものかと自省しました。
人生まだまだ修行が足りません。