昨今、郵政民営化造反組の復党問題が紙面を賑わしているが、この問題はなかなか難しい。
来夏の参院選挙や重要法案の採決を控えた自民党が、国民にご都合主義だと受け取られるようなことをすれば安倍政権は急速に失速する。
小泉改革を路線継承していると思っている国民から見れば、造反組の安易な復党は国民の信頼を失することになるのは間違いない。
衆議院解散後の郵政民営化賛成、総裁選挙の安倍氏投票、安倍首相の所信表明演説支持、再び反党行為をしないなど「踏み絵を踏ませる」ことは避けられないが、それでもなお慎重に対処する必要があると思います。