今日から予算特別委員会が始まりました。
今年の場合は市長選挙が統一地方選挙と一緒に行われるため例年より1ヶ月余り繰り上げての開会となりました。
初日の今日は文教関係の質疑が行われています。
中でも市立小・中学校の2学期制導入について議論が白熱しています。
要は拙速な導入と保護者など関係者に対する説明不足が大きな論点になっており、メリット、デメリットなどの段階に進まず、入り口で立ち往生している状態で現時点、議会内の反応は党派・会派横断的に全体が反対の大合唱です。
そのくらい議員や市民の皆さんは教育委員会に対して不信感を持っており、マスコミもこの問題にかなり注目しているようです。
また、もうひとつの問題は教育委員会が2学期制導入を主導しながらその責任を学校現場に押し付けていることです。
アメリカ生活の長かった秋葉市長にとって学校の2学期制に全く抵抗もなく、時代を先取りした施策として岡本教育長に持ちかけた選挙戦略話だったのでしょうが、余りに風向きの悪さにだんまりを決め込んでいます。
本来市長部局でもない独立した機関である教育委員会がその機能を侵され、市長の命令を受け入れた結果がこの始末です。秋葉市政の欠陥運営がまた改めて浮き彫りとなりました。市民の目は誤魔化せませんよ市長さん。
「子供を出汁にそりゃぁないよ!」と言いたいのは私だけでしょうか?