参院選の公示まであと1ヶ月となりました。
ここに来て「消えた年金問題」と「政治とカネの問題」を中心にずいぶんと雲行きが怪しくなってきました。
安倍内閣の支持率は政権発足以来最低の32.3%で危機的状況に陥り、不支持率は49.2%にも達しています。
参院選の最大の争点は「年金問題」が39.0%、「経済格差問題」18.2%が上位を占め、「憲法改正問題」が9.4%、「教育改革」7.1%、「政治とカネ」6.1%と続いています。
こうした状況に対して塩崎恭久官房長官は「謙虚に受け止めなければならない。国民の関心の高い政策課題について正面から取り組んで結果を出していく」とし、舛添要一参院政審会長は「年金と松岡利勝農水大臣の自殺、政治とカネの問題にキチンと対応しなければとても選挙に勝てる状況ではない」と極めて厳しい見解を示し、影響が深刻であることをうかがわせました。
国民の信頼を取り戻せる有効な政策や発言を見出し、風向きを変えないとどうにもならないような状況になっていますね。あと1ヶ月で政局を変えることができるかどうかこれから本当の正念場を迎えます。