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1本いかが?

広島市水道局は「飲んでみんさい! 広島の水と銘打ったペットボトルを発売します。

1本100円(500ml)で1ケース(24本入り)単位で売り出します。
この値段は原価だそうですから皆さんも一度お試しになられたら如何でしょうか。

昨年末、試作品として出来た物を私も数本試飲しましたが、なかなかの口当たりだったと記憶しています。

115年間、不断水の歴史を重ねている広島市水道局としては水道事業のアピールと同時に太田川が広島市の上水にとって如何に大事な川であるかを再認識してもらうきっかけになればよいと思います。

ちょっと話は変わりますが、水道事業と表裏一体にあるのが下水道事業です。使った水は必ず汚水処理をし、一定の基準を充たして海に放流されているのですが、何もお金をかけて捨てることはないと長年思っています。

これまでは港湾関係者、漁業関係者など近隣住民に多大な影響を与えるだけでなく「環境問題に取り組んで」と言うのがお題目的な考え方でしたが、私はこの水をもう一歩突っ込んで再生利用水として活用することを3~4年前から提案しています。

具体的にはビル内のトイレ用水や消防散水栓への引き込み、緑樹帯への散水用として、また、広島城のお堀の浄化や平和公園への噴水等にも利用できます。

雨水処理のための貯留池は新球場問題を議論しはじめてからその地下部分を利用しない手はないと提案し、現在では貨物ヤード跡地でその工事が行われています。この滞留水も新球場完成後は芝生の散水用や消防用水、トイレ用水などに利用されることになっています。

「水の都広島構想」は何も川や海だけではなく、こうした水を再生利用して都市の魅力向上や活性化につなげたいものです。

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