子供の通う学校に理不尽な要求や抗議する親が増えて教育委員会の苦慮している実態が読売新聞の調査で解りました。
全国の公立小中学校で調査に応じた67の主要な都市のうち40教委がこうした親の実態を把握し、18教委ではクレーム対応の専門職員まで配置していることが解った。
公表された実態のうち主なものは
① 「うちの子には自宅で掃除をさせていないので学校でもさせないで
ほしいと要求する
② 大学進学に関係のない科目の授業を受けないで済むよう要求する
③ 子供同士の些細なトラブルに「相手の子供を転校させてほしい」と
要求する
④ 運動会や音楽会で出場種目や楽器担当について「別のほうがいい」
と要求する
⑤ 子供が自転車でお年寄りに接触事故を起こした際、「学校の指導に
問題がある」と主張
⑥ 深夜、長時間にわたって担任や校長の家に電話し、学校への不満
を述べる
⑦ 暴力団とのつながりをほのめかし、要求を通そうとする
⑧ 気に入らない教師の悪口を子供たちに触れ回る
などです。
自分勝手な理由をつけて給食費を払わない保護者のことが大きな社会問題になっていますが、日常でもこうした親のわがままな実態がたくさんあるようです。困ったもんですが政治で解決できますかね。