日本高校野球連盟は3日、常任理事会を開き日本学生野球憲章で禁じている特待制度の問題を検討する「有識者会議」を第3者機関として設置することを決めました。
メンバーは15人で構成され、3回程度の会合を重ねた後、9月末をメドに提言をまとめ11月下旬に作成する特待制度の基準作りに反映させることにしています。
会議では特待制度のあり方について話し合われ、野球部員であることを理由に学費の免除などを禁じている学生野球憲章の見直しについても議論されることになっています。
スポーツ部門では現在、同じ高校生でありながら野球部とそれ以外の部員との間に著しく不均衡が生じています。これを改善するには日本学生野球憲章の改正しか方法がありませんが、今のところ大学野球連盟ではこうした動きはなさそうです。