米女子ゴルフツアーの女子世界マッチプレー選手権で日本の宮里 藍選手が準優勝しました。
会場となったニューヨーク州のワイカギルCCで行われたた決勝で韓国の季宣和に2アンド1で破れ、惜しくも米ツアー初優勝はなりませんでした。
マッチプレーはストロークプレーと違って繊細な戦略、戦術を駆使し、相手との駆け引きが勝負を分ける過酷な精神戦です。一打が勝敗の流れを大きく左右するゲームですから相当の精神力が必要となります。
試合終了後のインタビューで大粒の涙を流した藍ちゃん。この悔し涙が一層の成長をもたらすことは間違いないと思います。優勝が一番良いのはわかっているけれど今すぐの優勝が良かったかどうか先々ではわかりませんよ。
アメリカンドリーム、サクセスストーリーなどと言う言葉がありますが、日本人には耐えて、耐えて本物の花を咲かせるDNAが備わっています。
一発屋で終わっては何もなりません。これからが本当の勝負です。
「泣くな藍ちゃん!」と言いたいが今回は一杯泣いておけ。将来、一流のプレーヤーとして活躍するための大事な準優勝です。