4月の市議会議員選挙とその後における議会内の会派再編を経て、「議会改革検討会議」が設置され、その会合を6回重ねてきましたが、今日その最終会合があり議長答申案が固まりました。
検討した内容は以下の3項目です。
【費用弁償】
現行の日額11,000円を議員の住居から議事堂までの直線距離で
① 8キロメートル以内 日額 5,000円
② 8キロメートルを超えるもの 日額 8,000円
に改める。 実施時期 平成19年9月
【政務調査費の領収書公開】
現行、1件5万円以上の支出(人件費、事務所費を除く)についてを全て の支出について領収書を公開する。ただし、審査体制としての第3者機関設置の検討と運用マニュアルの修正を行う。
実施時期 平成20年4月
【海外行政視察】
現行は
①任期中、1人1回、視察議員1人につき1回80万円を限度とする
②政務調査費からの支出は認められない
となっていますが、検討会議では
①海外行政視察制度は現行どおり存続させ、費用について政務調査費からの支出も認める(多数意見)
②現行の海外行政視察制度は廃止し、政務調査費からの支出を認める(少数意見)
との意見が出されましたが、海外の行政事情等を視察調査し、市政への政策提言等に活用されるものであり、視察調査を行うことについて本検討会議として否定するものではないが2通りの意見があったことを報告することになりました。
長い期間にわたって検討してきましたが、まずまずの改革内容ではないかと思います。後は議長さんの判断と決断を待つだけとなっています。