本日、夕刻には新閣僚が確定し、党役員人事とともに第2次安倍内閣がスタートします。
政治とカネ、閣僚の失言に加え、年金問題、環境問題、農政問題など重要課題が山積しています。また、11月1日には対テロ特措法の期限切れを睨んで与野党の攻防も激化することが予想され、外交、安保問題は大変なことになると思われます。
こうした状況下での新布陣は実務能力と清廉さが求められ、その身体検査に時間を要しているようですが、その両方をクリアしなければなりません。
参院選惨敗の後、続投を選択した安倍首相は茨の道を、自民党は困難な道を歩み始めましたが、敢えてその道を選んだ志をこの組閣で国民がどのように理解し、国策を進めていけるか正念場を迎えることになります。