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ついに出ました「必要ない」

藤田雄山知事はおよそ5ヶ月ぶりに開いた定例記者会見(これを定例記者会見というのかどうか疑問ですが・・・)で「広島西飛行場は県としてはもはや必要としていない」と断言しました。

広島高速3号線の太田川渡河部についてはすったもんだの議論の末、沈埋トンネル工法から橋梁へ変更し、都市計画決定も同様にこの7月変更されました。そしてタイミングを待っていたかのようにこの発言です。

現在のところ広島市は表向き西飛行場の有効活用という点で基本的なスタンスを変えていませんが、前述の太田川渡河部を橋梁へ変更したことにより沖出しで滑走路1800mを確保すると言う宇宙人的発想を唱えていますが、今後どのような展開を見せるか楽しみです。広島県の本音がハッキリと解った以上、広島市としては今後、曖昧な態度が取れなくなり新たな局面を迎えることになりました。

市営飛行場となるのか廃港となるのか、今後の地方自治確立のための道州制論議をはじめとする将来ビジョンの総合交通体系でこの問題をどう位置づけるのか幅広い市民の意見と議論が必要です。

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