比叡山大乗院住職の星野圓道師(32)が今月13日午後に山中の明王堂へ入り、21日午前2時56分に出るまでの9日間、不眠不休、断食で水分補給も断って「堂入り」を行い満行を達成しました。この間、不動真言10万回を唱えたそうです。その瞬間、付き添いの僧侶に抱えられて出てきた師を真夜中にもかかわらず600人の信者が出迎えたそうです。
堂入りは荒行とされる「千日回峰」700日最後の仕上げとされ、この9日間を乗り越えての萬行達成は戦後12人目で達成者は生身の不動明王として「当行満阿闍梨」(とうぎょうまんあじゃり)と呼ばれるそうです。
修行とは言え、よくもまぁこのようなことができますねぇ。
32歳で大乗院住職になっていることも凄いことですが、やらなければならないという信念がそうさせるのでしょうかね。はぁ~
いや、信念というような甘いものではなくてやらなければならないという使命感と言ったほうが良いのか知れませんね。人間やればここまで出来るんですね。大変なことです。
凡人にはとても真似のできない修行ですが、少しはこうした修行を見習って欲ばかり突っ張った生活は改めないといけませんね。自覚