13日の出張から帰ってみると色々ありますね。
先ず新球場建設では測量や杭打ちが始まったようですが、メイン入場通路(広島駅側からの歩道と内野1階席最上部を結ぶ200mの大型スロープ)を広島市が単独で設置するようです。
おかしいですね。新球場は財政難を理由に総額90億円で建設するという事が秋葉市長の基本だったはずですが・・・?(広島市1/2、県1/4、経済界1/4)
建設費約4億円というこのお金は一体何処から出てきたのでしょうか。いつの間にやら新球場建設に係る予算が本体工事と呼ばれるようになり、前述の大型スロープはあたかも付帯工事と言わんばかりです。中国新聞がこのことを記事にしていますが、この不可解な問題について一斉コメントしていません。
いい加減なものです。市民の皆さんはこの記事を見ても何の不思議もないんでしょうかね。今後は本体工事という呼称を強調して次々に出てくる工事は本体工事ではないという理屈を通すものと予想されます。終わってみれば球場建設には一体いくらのお金がかかっているのか解りりませんね。これは。
秋葉市長はこれまで市議会に説明してきた内容と全く違うことをやっているのですが、これも3期目を当選した驕りとでも言うのでしょうか今期は何もかも好き放題にやっていますね。藤田議長が親秋葉市長ということもあり、大船に乗っている気持ちなのでしょう。特に新球場建設に関しては市民の手前少々の事をやっても議会は反対したり否決したりは出来ないという読みなんでしょうかね。
今後はこの問題について秋葉市長の説明は何だったのかと問いたださなければなりませんが、市議会も随分となめられたものです。しかし、余り横暴が過ぎないほうがいいのではないかと思いますけど・・・
岩国市は新庁舎建設の予算案でゴタゴタしているようです。
この建設費にかかる予算については米空母艦載機の岩国移転問題が絡んで大きなネックになっていますが、これに反対する井原市長は合併特例債と基金の取り崩しを活用して新庁舎を建設する予算案を市議会に提出しましたが、4度目の否決となったようです。
この問題は平和問題と日米安保という側面と密接に絡んでおり、なかなか難しい問題であり、基地の町としての対応が全国から注目されています。
合併特例債は内容的に通常の場合よりかなり有利ではありますが、借金には違いなく艦載機の移転容認で国の補助金を獲得し、特例債は別のことでもっと有効に使おうという現実的な対応を議会はしているようです。さらに基金取り崩しという井原市長の予算編成は来年度の歳入不足が17億円見込まれる中で市民生活に重大な影響と深刻な状況を招くことは議会として到底認めることは出来なかったのでしょうね。
皆さんはどちらの考え方に賛成ですか?
市議会は4度否決したことにより井原市長に対して実質的な不信任を与えたことになりますが、今後の行方は井原市長不信任議案議決→市長選挙→(当選の場合)市議会解散→市議会議員選挙にまで発展するのかどうか注目されそうです。