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経済協力開発機構(OECD)が57カ国・地域の高校1年生(15歳)を対象に昨年行った国際学習到達度調査(PISA)で日本の高校生は前回調査の’03に比べて読解力が14位から15位(498点)、数学的活用力が6位から10位(523点)、科学的活用力が2位から6位(531点)へとそれぞれ後退したことが分かりました。

日本からは6,000人の生徒が参加しましたが、科学への興味・関心がOECD加盟国平均の25%に比べてわずか8%という低さが目立っています。

今回の調査結果ゆとり教育という間違った方針が改めて浮き彫りとなりましたが、渡海紀三朗文部科学大臣は「応用力や活用力の課題が改めて明確になった。活用力を上げるには基礎基本の知識が必要だ。今後理数教育の充実に努めたい。科学への興味、関心を高めるため実験や現場を見るなど実体験を増やすことも必要。」と述べました。

OECDの国際学習度到達調査(PISA)

義務教育段階の学習内容を日常生活に活用する力を原則的に「読解力」、「数学的リテラシー」、「科学的リテラシー」に分け、3年ごとに調査し、’00に始まりました。重点分野は毎年変わるようですが、’00は読解力、’03は数学、’06は科学でした。調査の平均点は500点となっており、日本は読解力で平均を下回っています。

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