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不当判決

新年早々嫌な判決が下されました。

福岡飲酒事故で3人の乳幼児を死亡させ危険運転致死傷罪とひき逃げの罪に問われた元市職員今林 大被告(23)に対し福岡地裁の川口宰護裁判長は懲役7年6ヶ月を言い渡しました。

被告は自宅やスナックで生ビール1杯(ジョッキ)と焼酎のオンザロック9杯を飲んでこの事故を起こしました。さらに事故後は救助、通報することなくその場を立ち去っただけではなく友達に大量の水を持ってこさせてこれを飲み、飲酒検知の数値が低くなるよう画策していました。

こうした状況を川口裁判官は危険運転致死傷罪に問わず前方不注視による業務上過失致死傷罪を適用し、大いに不満な結果だと思いますが皆さんはどのようにこの判決を受け止められたでしょうか。

「被告は飲酒酩酊状態ではなかった」とする裁判長の判定に大きな疑問が残ります。また、将来ある3人の子供たちの命を奪った罪としては余りにも軽すぎるというのが実感です。

こうした事故を防ぐために厳罰化が進んだのだと思っていましたが、このような判決では「この程度で済む」という安易な感覚をドライバーに与えてしまうのではないでしょうか。

何より両親にとってこの判決は悔しさのあまり怒りを爆発させているに違いないと考えるとなんともやるせない気持ちです。

今の日本、不信な社会をつくっている大きな要因がこうした司法関係者にあることを痛切に感じています。

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