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決 裂

暫定税率を巡る自民党と民主党の協議が決裂しました。

これを受けて新年度予算の年度内成立を目指す政府・与党は止むを得ず暫定税率の2ヶ月延長を可能とする法案を衆院へ提出しました。共同通信の松本基明記者はこれを「禁じ手」と言いますが、自民党は誠意を持って国会運営に当たろうとした国対委員長会談、幹事長会談での協議内容を民主党は放棄してわざわざ国会が泥沼にハマり込む道を選びました。こうした混乱が国民にとって何の利益をもたらすというのでしょうか。

国民生活に出来るだけ影響を与えないように新年度予算を早期に成立させたいとする与党に対して民主党など野党は審議もしない内から徹底抗戦で完全阻止を基本姿勢としていますが、これは本来の国民政治にあるまじき態度ではありませんか。最初から審議もしないで法案に反対姿勢だけをアピールし、予算成立が新年度にずれ込んでも構わないという反対ありきの姿勢は全く責任感のないお粗末な姿としか言いようがありません。また、マスコミに乗せられ踊らされているような現状では政権政党として国民から到底認められることはないでしょうね。

昨日の本会議で民主党は平成19年度補正予算にも反対してことさら与野党対立の構図を意図的に作り出そうとしている現状を見て情けなくなりました。補正予算の内容は災害復旧、原油高騰対策、農業対策などの関連予算1兆7千8百17億円でしたが、国民生活に直接影響を与える緊急且つ的確な補正予算に目を向けないとは如何なものでしょうか。

ネジレ国会となっている状況で民主党はじめ野党が何もかもに反対ありきという姿勢を貫けば法案審議でぶつかる度に与党は慎重に判断しながらも再議決を送り返すしか道はなくなりますが、このようなことを国民が本当に望んでいると思えないのですが・・・これでは単なる野党の横暴としか言いようがないのではありませんか?

参院で得た民主党躍進の意味は国会における衆参両院の存在意義と真摯な議論によってより成熟した政策を打ち出すために国民が与えた貴重な議席だということをもう一度真剣に考えて欲しいと思います。

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