共稼ぎ家庭の増えるなか、子供たちの食育が叫ばれて久しいですね。
便利になった経済社会で手軽なレトルト食品やスナック菓子などの普及も色濃く影響を与えています。
何はともあれ、何でもいいからとりあえず学校へ行く前に朝食を食べているかいないかという質問で「朝食べない」という児童が最近まで四割を超えていましたが、昨年8月、9月にヤクルトが4年生から6年生を対象に行ったアンケート調査では20年前に比べて「朝食を毎日食べる」子供の割合が6ポイント上昇して74%になったそうです。若干、改善されているようですが・・
朝食が「とても楽しい」と答えたのは16%、「少し楽しい」は63%から激減して45%になり、「あまり楽しくない」34%、「全く楽しくない」は6%という結果になったそうです。
ご飯を食べるのに早く起こされることや出勤時間に急かされている親の姿が目に浮かぶようですが、クラーク博士の「健全なる精神は健全なる身体に宿る」という名言を思い起こしてその第一歩となる食を大事にしてほしいものですね。