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日銀総裁人事

参院は昨日本会議を開き、政府提示の財務省出身で現副総裁の武藤敏郎総裁案を民主、共産、社民、国民新など野党の反対多数で否決しました。

福田首相は「何故ダメなのか理由が解らない」と困惑を隠していません。

これまでの報道によれば民主党などは財・金分離の原則を主張しているようですが、これまでにそのような反対理由があったのでしょうか。ほかには歴代東大法学部出身ばかりだからダメ、京大ならOKと言うようなイデオロギー対立まで引っ張り出して訳の解らないことを行っている向きもあるようです。

本人の資質能力が評価されるのではなく政争の具にされて政局がらみの国会対応を国民はどのように考えているのでしょうか。

もとより政治とは独立した金融政策が行われることになっている中央銀行総裁が決まらない日本の国際的評価は日に日に下降し、株価下落に大きな影響を与えています。

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