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決定はしたが・・・

はじめて3週間余り空席となっていた日銀総裁に白川方明副総裁(58)を昇格させる日銀総裁人事同意案が衆参両院で同意されました。

しかし、副総裁候補の渡辺博史氏(58)は参院で不同意となり、またしても新たな空席が生じています。

ネジレ国会の中、民主党はじめ野党による数の横暴でまともな国会運営ができない状況にあり、これまでにも審議しない状況は今年度の国民生活に多大な影響を与えていますが、民主党は人事案件においても同様な対応をとっています。(政権政党に値しない稚拙な政党だと思います。)

日銀への政治介入を防ぐ日銀法改正は政府によって正副総裁が更迭されることはなくなったものの現状は野党によって任命されなくなるという逆の政治介入を許す結果となっています。全く皮肉なものですが、法を逆手に取った悪質極まりない政治手法だと思います。(特に山岡国対委員長はいけませんね。党利党略で国民不在のイジメ国会を演出している張本人です。)

昨日の党首討論では「正副総裁ポストが財務省の既得権益になっている」と民主党は主張しますが、結果としてこうした中で生まれた正副総裁に対する影響力を小沢代表や民主党は示したいのであってこれこそ正に既得権益の構築ではないのでしょうか。

今後の成り行きに要注意ですね。これは・・・

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