国際オリンピック委員会(IOC)はアテネで開いた理事会で7都市が立候補している2016年開催地の1次選考を通過した都市を発表しました。
通過したのは上位から東京(日本)、マドリード(スペイン)、シカゴ(米国)、リオデジャネイロ(ブラジル)の4都市です。
ドーハ(カタール)、プラハ(チェコ)、バクー(アゼルバイジャン)は残念ながら落選しました。
東京は1位通過で半径8km以内にほとんどの競技施設が入る「世界一コンパクトな五輪」を強調した開催計画が高く評価されたようです。
1次選考は書類審査で財政、交通、宿泊、競技施設、国際競技会の開催経験、国の支援などIOCの質問25項目に答える内容でした。
今後、通過都市は正式に「立候補都市」として認知され国際的なプロモーション活動を経て来年10月2日のIOC総会(コペンハーゲン)で最終選考されます。