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第2次補正予算

麻生太郎首相は追加経済対策の一環として第2次補正予算案を今国会に提出し成立を目指します。今日その骨子を発表しますが、来月の金融サミット帰国直後に提出することになるのではないでしょうか。

この場合、11月30日までの会期を大幅に延長する必要があり、少なくとも御用納めまでの年内いっぱいを基本に来年の通常国会直前までという可能性も否定できません。

目玉は「定額減税」を「給付金」に切り替えて総額2兆円の現金かクーポン券の支給を政府・与党で合意し、麻生首相は年度実施に強い意欲を見せています。その名称は決まっていないようですが「幸せクーポン」とか「希望の埋蔵金」などその施策が実感できるインパクトのあるものにして欲しいですね。

また、高速道路料金の大幅値下げを検討しており、ETC車に限り1,000円未満の短距離区間を除く地方圏の利用で休日は1,000円を上限とし、平日は30%offとする方針も固め当面2年間の実施を考えているようです。

そのほか中小企業の資金繰り支援策として1次補正の4,000億円を上回る規模とすることや住宅ローン減税の控除額拡大と延長、今年で期限切れとなる証券優遇税制の延長を盛り込んでいます。もちろん地方支援策として自治体に対する2,500億円規模の臨時交付金も含まれています。

すでに提出されている法案と合わせこれらの追加経済対策を早期に成立させることが必要だと思いますが、現状が現状だけに野党も反対のための反対という戦術は出来ないと推測します。したがってここからは何が国民のためになるのか、何が国益につながるのかを真剣に議論するガチンコ国会を国民の前に示し責任政党はどちらなのかを判断できる場にして欲しいと思います。

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