今日も4人の議員が一般質問を行いました。
その中で土井哲男(安佐南)議員が「現下の経済・金融情勢について広島市はどのような認識を持っているか」と質しました。
これに対し市長は一言も触れることなく担当局長に答弁させましたが、「こういうときこそ中長期的な視野にたって対策のための計画を・・・」と述べました。
「繁華街へチョッと飲みに行ってもズラリと並んだ客待ちのタクシーがたくさんいる」と景気の悪さを解りやすいバロメーターを引き合いに出して質問したのですが、このように頓珍漢で無責任な答弁に呆れるやらガッカリした市民が多かったのではないでしょうか。
中小企業や個人事業主など今困っているという極めて厳しい現実を直視しようとしない気持ちがこの答弁の表現に表れています。こんなことでは皆バタバタと倒れてしまいますよね。
また、制度融資の件数や融資額が大幅に増加していることを強調していました。「一体何を言っているんだろう」と思ったのは僕だけでしょうか?
中小の事業者がそれだけ経営や資金繰りが厳しくなってきているからこそこういう数字になっているのに広島市の実績だと言わんばかりに答弁しました。
それを言うなら制度融資の金利を下げてその差額を補正予算に計上した政策をやって初めて広島市として主体的に現下の情勢に取り組んでいると言えると思いますが・・・
このようなことを平気で言っている秋葉市政では市民の幸せと安心は程遠いようです。