今日は下水道関係の質問をしました。
下水汚泥の処理について従来のやり方を変更して燃料化事業に切り替えようと言うものです。余り感心しない事業なので質問しました。
これまでの施設はまだ25年しか経過しておらず焼却炉を更新しながらでも十分利用できるし、税金の無駄使いと言わざるを得なません。
また、燃料化した「炭」は特定の事業者に供給することになっており、行政と企業の癒着を連想させる内容に強い懸念を感じています。さらに供給される燃料は100円/tとなっており建設費の償還にはほとんど貢献できない内容となっています。
従前の汚泥処理方法でなんら支障があるとは思えませんが、この事業を進める裏には別の深い狙いもあるようです。
当局は温暖化対策も訴えながら正当性を主張しますが、特定事業者に対する便宜供与ととられる危険性もあると思います。
したがって、こうした事業は行政として行うものではなく中止することが望ましいと思います。