自民党の両院議員総会は当初の128人から135人にまで広がりを見せましたが、谷川秀善氏(参)、小野五典氏(衆)ら数名は署名取り消しを表明し、結束に乱れが生じています。
逆に執行部は署名者に対し署名の意思確認を行い締め付けを強化しました。
結果的に3分の一を超える議院の署名はあるものの両院議員総会は開かずガス抜きのために「議員懇話会」とか「緊急集会」という別の名目の会合がセットされそうです。
ここで反麻生グループの筆頭、中川元幹事長らはこれに参加するのかしないのか出方が注目されるところですが、鳩山邦夫元総務大臣や平沼赳夫元通産大臣、渡辺善美元行革担当大臣ら3人も密かに会合を持ったようです。
いずれにしても今日、明日がヤマで週が明けてしまえば異例とも言える麻生首相の事前宣告解散(21日の週解散)が待っています。場合によれば1日くらいズレ込む可能性もありますが、首相の解散戦略からすれば21日の解散が濃厚と見られています。