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基本構想・基本計画

今週から今後10年間にわたる広島市の将来像を描く基本構想・基本計画を定める議案が通常の議案を審議する常任委員会とは別に特別委員会が設けられて審議されています。

パートナーシップとは何?、西飛行場の将来像は?、高速5号線は?、高齢社会への対応は?、地方分権・道州制への対応や観光振興、環境問題、温暖化対策など様々な角度から質疑が展開され、それぞれの議論に聞き入っています。

また、記述方法や表現方法に難しさがあり、理解しにくい内容となっているとの指摘もありもっと市民にわかりやすいものにするよう求める意見もあります。

この議案については市長が策定のために総合計画審議会へ丸投げして出来上がったタタキ台を特別委員会に提出して議論してきたという経緯から市長のビジョンはどこにあるのか、委員会に市長はなぜ出席しないのかなど一悶着あって始まった議案だけに明日の委員会最終日における討論・採決、定例会最終日など今後の行方に注目が集まりそうです。

今回初めてこの基本構想・基本計画を議案として議会に提出した意義は2元代表制の象徴として議決することが大事だと思います。そのためにはこれまでの議会での議論を無駄にしないよう市当局は議会からの指摘を謙虚に受け止めてできる限りの修正・訂正を受け入れる柔軟さが必要だと思います。

この特別委員会は議会側のガス抜きのためにあったんではないことを十分に認識することも併せて理解しておく必要がありそうです。

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