マニフェスト絶対主義で始まった民主党政権ですが、第1次の事業仕分けが終わって第2次が今日から始まったようです。
八ッ場ダムで強烈にアドバルーンをぶち上げましたが、強硬に出すぎたことで雲行きが怪しいと見るやトーンダウンすると同時に関係近隣首長とも充分話し合っていくことで小康状態を保っています。
先日の金融円滑化法案の強行採決も今後吉と出るか凶と出るか分かりませんが、沖縄米軍再編問題、日航債権問題も予断を許さない状況になっています。第一、普天間移転問題では国と国の合意があるにも拘らず、加えて「名護市長選挙の結果を見てから判断したい」とする鳩山首相には政治主導が聞いて呆れるとはこのことです。
子供手当、高速道路無料化、暫定税率廃止、農家の戸別補償、高校授業料無償化など民主党のマニフェストを実現するには7兆円規模の財源が必要です。税収も当初見込みより大幅に落ち込み30兆円台半ばになるとの予想もあります。赤字国債の増発で賄うということですが、過去最高となる発行高も40兆円台半ばになりそうです。
この件についても鳩山首相は「マニフェストの実行で赤字国債発行を国民が容認してくれるなら・・・」など国の最高指導者とはとても思えない発言を続けていますが、一体どうなっているのでしょうか。何を考えているのでしょうか。国民の評価はこれからです。
余談ですが「子供」と言うのを何やかやと屁理屈を付けて「子ども」という書き方が蔓延しているようですが「子供」は「子供」です。特に役所が率先してこのような書き方をしているようですが・・・気に入りませんね。どうしても柔らかい表現が良い場合、TPOに応じて僕は「こども」という風に使っているので特にそう思います。