今日からは総務関係質疑です。
オリンピック誘致の検討には議員の関心が高く今日は7人が質問し、明日も4人が予定しています。
私もオリンピック誘致の検討に関する来年度予算25,698,000の詳細、内訳について尋ねました。内容は以下のとおりです。
報償費 180,000
普通旅費 3,121,000
消耗品費等 380,000
食料費 36,000 合計25,698,000
通信運搬費 118,000
委託料 20,000,000
賃金 1,863,000
となっています。賃金はアルバイト代で2人分です。これは緊急雇用創出事業交付金(国→県→市)なのでまぁよしとしても普通旅費、委託費はどうなんでしょうね。消耗品費は文具、コピー用紙等事務用品、通信運搬費は郵送費を見込んでいるそうです。
昨今の出張は日帰りだと聞きます。オリンピック招致検討でも基本的にそうなるそうです。大阪、名古屋、東京、福岡などが主な出張先だそうですけどこの金額だと80回から100回の出張となります。2人で出張してもその半分の回数を出張することになりますが、チョッと疑わしいと思うのは僕だけでしょうか。可決されればこの中での流用は問題がないということでどのような使い方になるのかは定かではありません。
また、報償費は既に検討委員会で決められているそうです。どうやって決めたかと質問すると殆ど会長一任で会長から提案した人が顧問になったようです。これは建築家・松波龍一氏、帝京大学教授・福岡孝純氏の二人です。
一番肝心なのは市長の意欲が表れない中で招致検討をするにあたって基本計画の委託が問題です。入札で決めるとは言うものの委託業者丸投げで対外的に体裁だけつけた基本計画では何もなりません。基本理念、コンセプトなど大きな骨格は市がきめないと何のための招致検討か分からないと思います。もしそうなら無責任極まりなく、基本構想・基本計画を作ったときと全く同じことが行われようとしているのではないでしょうか。